日本は個人情報保護を優先して加害者の情報は公開しませんが、韓国は違います。
GPSで監視されるケースもあります。
はじめに
韓国では、性犯罪を犯した人の個人情報が容赦なく公開されます。
日本のように個人情報保護することはしません。
これにより再犯の抑止力にもなるだろうし、
周囲の人が被害に遭わないように注意することもできます。
今回は、韓国では性犯罪者の個人情報が
どのように公開されるのかをお伝えしていきます。
性犯罪の加害者についてのどんな情報が公開されるの?
恐ろしいくらいの個人情報が公開されます。
・全身写真
・顔写真(正面・右向き・左向き)
・名前
・年齢
・身長
・体重
・住民登録している住所
・現在居住している住所
・罪名と概要
(いつ、どんな性犯罪を犯したか)
・性犯罪の前科の有無
・足首に監視用GPS装着しているかの有無
(再犯防止のため)
※GPS機器の取り付けの詳細についてはコチラをご覧ください。
・その他の付加記録
・参考事項
※性犯罪を犯した場合、児童・青少年の教育関連機関等での就業が制限されます。
加害者の情報公開方法
①近所の各家庭に封書でお知らせが配布される(告知情報書)
性犯罪者の居住地が決まると、その地域の児童・青少年のいる家庭のポストに加害者の個人情報が書かれた[告知情報書]入りの封書が投函されます。
封筒の中にある[告知情報書]には、加害者の当然顔写真と全身写真を含めた個人情報が記載されています。
※[告知情報書]の裏には、性犯罪から身を守る方法や相談先等が記載されています。
②アプリで検索
[性犯罪者アラートe]と言うアプリがあり、このアプリで各地域の性犯罪者の個人情報を調べることが可能です。
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アプリ内では、地図で地域を指定し、そこから住所の詳細条件を選択して、その周辺に住んでいる性犯罪者を検索できます。
近所の犯罪者に対する情報が一定時間ごとに届くように設定もできます。
詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。(韓国語です)
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個人情報が公開される期間は?
執行猶予付きの場合には、2年間は個人情報の登録が義務となっています。
最長で30年間登録されることもあるそうです。
以前は被害者が未成年の場合のみ登録されていましたが、性暴力の厳罰化により、被害者が成人であっても登録することになりました。
ただし、加害者ー被害者関係が親族である場合には、被害者を考慮して公開しないこともあるようです。
韓国の性犯罪者における個人情報の制度についていは、こちらをご覧ください。(韓国語です)
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おわりに
日本でも未成年者の被害が増えています。
被害にあって傷つくのは本人だけではありません。家族も友達等の周囲の人たちも傷つきます。
このような事とは無縁でいられるように、出来ることはしていきましょう。