韓国の南海ドイツ村は、日本人観光客はあまり行かない観光地ですが、とてもおすすめの場所なので紹介します。
いつか機会があったら是非訪れてください。ビールもソーセージもお菓子も食事も美味しいし、景色のきれいな風情溢れる場所です。
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南海(남해/ナメ)のドイツ村(독일마을)ってどこにあるの?
韓国の全体の地図で見ると、ドイツ村のあるナメ(南海/남해)はここです。
韓国の南の方。釜山からは車で150km位です。
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ドイツ村(독알마을/ドギルマウル)は、ナメ(南海/남해)の東側に位置します。
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ドイツ村に行く日本人は少ないようですが、行く度に欧米人がちらほらいます。
その中には、そこに住んでいるドイツの人もいるもかもしれません。
南海ドイツ村(남해독일마을/ナメドギルマウル)ってどんな所?
簡単に言うと・・・
韓国から派遣されてドイツに働きに行っていた人たちが引退後に韓国に帰国し、ドイツ様式の家を建設して定住してできた村が南海ドイツ村です。
そこにお土産屋さんや飲食店、宿泊施設等を作り、異国情緒あふれ風景がきれいなことからも人気の観光地となっています。
広くはありませんが、日本とも韓国とも違う雰囲気の異国情緒を楽しめるおすすめ観光スポットです。
観光案内所からお店の並んでいるメイン通りの端までは500m弱です。
多くは飲食店です。
雰囲気を知りたい方は、動画をご覧ください。
ドイツ村が出来た背景を詳しく説明すると・・・
1960年代(日本が韓国を統治していたのは1945年までです)の韓国で、貧困を乗り越えるために言葉も分からないドイツに派遣され、韓国の経済発展に貢献した韓国人たちがいました。
この頃の韓国は、北朝鮮との戦争後(今の韓国と北朝鮮は休戦中ですが、その休戦状態になっている戦争がこの朝鮮戦争[6.25戦争1950‐1953]です)で、とても貧しい時代でした。
そこで、外貨を稼ぐために鉱夫や看護師としてドイツに派遣された人たちが、引退後に韓国に帰国して定着した村が南海ドイツ村です。ドイツ人の配偶者と一緒に韓国に帰国した方達もいらっしゃるようです。
この方達を派遣することで得られた資金は、当時の貧しい韓国経済を成長させるために使われました。
南海ドイツ村は、住宅の全てがドイツ式に建設されており、建材もドイツから輸入されたものを使用している為、韓国内にありながらも異国的な情緒を醸し出しています。
当初はドイツ村の全体の雰囲気を守るため、ドイツで20年以上住んでいた人しか居住資格を与えていませんでしたが、2013年からは一般の人も住めるようになったうです。
ドイツ村のサイトです(韓国語)。
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ドイツ村って何があるの?
●ドイツに派遣された方達の展示館(有料)
●飲食店・カフェ
●お土産屋さん
●庭園(有料):全部見るのに40分くらいかかる広い庭園だそうです。各国の様式をまねた庭園で、案内所の方の話によるとオススメだそうです。今回は暑すぎて行くのを断念しましたが、行ったら写真を追加掲載します。
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●10月にはビールフェスティバル
南海ドイツ村は入場無料です。
広くはありませんが、海沿いの丘にあるドイツの建物や風景、ソーセージやビールを飲んでゆっくりできる素敵な場所です。
土産屋さんやカフェや飲食店が並んでいたり、10月にはビールフェスティバルも開催されるため、観光客でにぎわっています。
ドイツと言えば、ソーセージとビールです!
両方ともどこのお店で食べても飲んでも美味しいので、気に入ったお店に入りましょう。
様々なドラマ等の撮影でも使用されている場所なので、見たことのある雰囲気を感じる方も居るかもしれません。ドイツ様式で建てられた宿泊用のペンションもたくさんあるので是非ご利用ください。
余談ですが、ドイツ村は10年以上前に行った時はまだお店のあまりなく、質素な感じでした。それがどんどん整備され、2023年夏に行った時にはお店が並び活気ある街になっており、今回(2024年6月)に行ったら、様々なところがまた整備されて新しくなっていました。
どんどん整備されてきており、観光客の受け入れ態勢を整えている印象を受けました。
ドイツの雰囲気を感じながらペンションに泊ってのんびりしたい方はドイツ村だけでのんびり過ごしても良いかもしれませんが、活動的な方にはドイツ村では物足りないかもしれません。そういう方は、남해(ナメ)にもあちこち観光できる場所があるので、バスや車で移動することをお勧めします。
韓国の南海ドイツ村の風景(写真)
運転しないといけないので、ビールは飲めませんでした。瓶ビールをお土産で買ってこようとしたのに、買うのも忘れました。なので、ビールの写真がありません( ;∀;)
おわりに
南海ドイツ村はソウルからも釜山からも離れているので、足を延ばすのは大変だと思います。
ドイツ村と言うだけあって、ドイツの食べ物やお土産ばかりで、韓国の食べ物やお土産はありません。
戦後に苦労された方たちの歴史のある場所とは言え、明るいのんびりした景観のいい場所なので、機会があったら是非訪れてみて下さい。
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