- はじめに
- 日本人は毛深い?
- 挙手はグー?パー?
- 返事をしないと怒る韓国の小学生
- 小学1年生でも彼氏彼女がいる韓国の小学生
- 竹島(独島)は韓国のものだと信じている韓国の小学生
- 生徒が「亡くなった」話を耳にする頻度が多い韓国
- 自己主張が強くて、忍耐力がなくて、いつもケンカしている
- 遠足は日本の方が楽しい
- 遅い時間に公園で遊んでいる小学生たち
- 子供のお小遣いを使ってしまう親たち
- サンタクロースを信じている子は少数派
- 誕生日プレゼントは本や問題集
- 自国が最高、他国は・・・
- おわりに
はじめに
今回の記事はあくまでも息子と娘の視点です。韓国に来た時は息子は小3、娘は小1。現在小5と小3です。
日本の穏やかな田舎で生活して韓国の比較的都市部に引っ越してきたので、今回の話の内容には地域による差異もあると思います。
- はじめに
- 日本人は毛深い?
- 挙手はグー?パー?
- 返事をしないと怒る韓国の小学生
- 小学1年生でも彼氏彼女がいる韓国の小学生
- 竹島(独島)は韓国のものだと信じている韓国の小学生
- 生徒が「亡くなった」話を耳にする頻度が多い韓国
- 自己主張が強くて、忍耐力がなくて、いつもケンカしている
- 遠足は日本の方が楽しい
- 遅い時間に公園で遊んでいる小学生たち
- 子供のお小遣いを使ってしまう親たち
- サンタクロースを信じている子は少数派
- 誕生日プレゼントは本や問題集
- 自国が最高、他国は・・・
- おわりに
日本人は毛深い?
小3娘の話しです。ある日、学校での出来事。
クラスの男子が娘の腕を取り、じーっと見て・・・
「ホントだ!日本人は毛深い!」
娘が他の子達の腕を確認すると、みんなほとんど毛がないとのこと。
比べて自分の腕にはうぶ毛よりもちょっと濃い毛がボサボサと生えている。
私も毛深い方ですが、夫(韓国人)も毛深いので、どっちに転んでも毛深くなるしかない。。。
娘が私に腕の毛の話をしていると、横で聞いていた小5息子が
息子「そうだよ。韓国人は毛がないんだよ。友達の中でも僕だけ毛が多いんだよ」
とのこと。
成長期だから今後変化があるかもしれませんが、どうやら日本人は韓国人よりも毛深いらしい。
挙手はグー?パー?
学校で手を挙げる時の話しです。
日本では手を開いてパーの状態で挙手しますよね?
韓国では手をグーにして挙手するそうです。
一体何の違いなのか・・・
授業参観に行った時、本当にみんなグーで挙手していました。
そして、子供たちはやたらと活発に意見交換。
日本のしずかは授業風景とは違いました。
返事をしないと怒る韓国の小学生
息子が小4の時の話し。
韓国の友達とのやり取りで、こんなことがあったそうです。
友達「ねぇ、〇〇くん」
息子「何?」
友達「・・・(返事なし)」
息子の心の声(言うことを忘れたのかな?話す必要がなくなったのかな?)
ちょっと間を置いて・・・
友達「やっぱり君は日本人だね!」
息子「なんで?」
友達「韓国人だったら、話しかけておいて返事しなかったら絶対に怒るんだよ」
これに関して夫(韓国人)に聞いたら、友達の話は本当とのこと。
「話しかけておきながら何も言わなかったら怒るに決まっているだろう!」とのことです。
小学1年生でも彼氏彼女がいる韓国の小学生
息子と娘が韓国語が理解できるようになってきて気づいたことがあります。
それは、友達の間で比較的頻度が高く話題になる内容は「誰と誰が付き合っていた」「あの二人はチューした」とそんな話ということ。
「〇〇君は小学1年生の時に〇〇ちゃんと付き合っていたんだって!」とか、恋バナは楽しいけど、ちょっと早い気がするんだけど...
男子と女子が偶然に帰宅時間が重なって一緒に帰っていると、
「あの二人は付き合っている」と勝手に噂になってしまう。
小3娘も「彼氏欲しい!」と言っていました。
もし彼氏が出来て付き合い始めたら、近所のスーパーでお菓子を買ってもらって、二人で食べながら公園のブランコに乗って遊んだりするのかな???
竹島(独島)は韓国のものだと信じている韓国の小学生
息子が小4の時の話し。
息子「ママ、韓国の子達って、みんな独島(竹島)は自分たちのものだって言うんだよ」
私「そうなんだぁ」
息子「独島って何?」
私「えっ?(竹島[独島]を知らないなら、まずそこを聞いてよ)」
日本の小学校で習っていないから知らないよね。そりゃそうだ。
生徒が「亡くなった」話を耳にする頻度が多い韓国
小5息子の話し。
韓国に来てから、校内や遠足時等で『生徒が亡くなった』と言う話を既に数回聞いているらしい。
日本では一度も聞いたことなかったのに。。。
息子の分析によると、韓国の小学生たちは「先生の話を聞かない」「言うことを聞かない」からじゃないかな?とのこと。
日本に居た時は息子はまだ低学年だったため、日本の先生たちがそんな話をしなかっただけかもしれませんが。
自己主張が強くて、忍耐力がなくて、いつもケンカしている
とにかくみんなが自己主張をするので、話がまとまらなくてケンカになるようです。
鬼ごっこしていて鬼になったけど捕まえられない時は「鬼はやりたくない」と言って途中で抜けてしまったり、ちょっと自分勝手かな?と思う行動が多いらしい。
何かをするにしても、みんな自分のやりたいことを主張してケンカになることがあるとか。あまりにも日本人と違うので息子も慣れないようですが、一つ日本人にはまねできないすごいことがあるんです。それは、ケンカした後すぐに仲直りして、普通に話していること。根に持つとかないんですかね。息子は根に持つタイプなので、更に理解できない様子。
お陰で、自己主張できなかった息子が、自己主張できるようになりました。そしてやられたら反撃できるようになったので、これは日本に居たら絶対に身につけられなかったスキルです。
良いのか悪いのか・・・
遠足は日本の方が楽しい
小5息子の話し。
日本の遠足は事前に自分たちで調べて学習し、現地では個人やグループでメモしたりしながら学習し、新しい発見もあったりして楽しかったらしいです。
でも韓国の遠足(現地体験学習)は事前学習とかはなく、行って、何かを作って、少し遊んでお終いだから充実感がなく時間も短くつまらないらしい。
これは息子が好奇心旺盛で新しいことを知ることが好きだからそう感じるのかと思ったのですが、娘も「遠足つまんない」と言っていました。
事前学習するのは面倒だけど、遠足は日本の方が充実して楽しいらしい。
遅い時間に公園で遊んでいる小学生たち
これは驚きました。
韓国に来たばかりの頃、子供たちを公園で遊ばせていたのですが、公園に小学生は誰も来ない。
ある日の金曜日、うちの子供たちが「もっと遊びたい」と言うので、ちょっと遅くまで公園に居たのですが、なんと18時半過ぎに子供たちがワラワラと増えてきました。
最近は他の公園で遊んでいるのですが、その公園は比較的いつでも子供たちはいますが、やはり夕方以降になると増えてくるようです。
暫くして知ったのは、韓国の小学生たちは複数の塾に通っているので、自由に遊べる時間帯が遅いということ。
塾の終わった時間から遊び始めるので、18時や19時ころから子供たちが増えてきて、遅いと20時過ぎでも遊んでいる子供達もいるらしいです。
※補足をすると、韓国の日没時間は遅めです。
日本国内でも、東京等の東側の地域と比べると、九州等の西側の地域は日の沈む時間が遅いです。同じ時間なのに、東京はすでに暗くても、九州の方では明るかったりします。
韓国は経度(地球の北から南に縦にひいた線)が日本の九州や沖縄などの西側の地域と同じくらいなので、韓国も夏場は特に20時近くまでやや明るいんです。
子供のお小遣いを使ってしまう親たち
先日の会話。
息子「韓国って、子供がもらったお年玉を親が使っちゃうんだって!」
私「そんなことないでしょ」
娘「そうだよ!本当に使っちゃうんだよ!」
息子「〇〇君と〇〇君は親が使っちゃったって言ってたよ」
娘「そうだよ!私の友達も言ってた」
私「・・・・・・」
以前にもこんなことを言っていたんです。
息子「〇〇君は月に10万ウォンおこづかいもらているんだって!でも2万ウォンしか使えないんだって!」
私「残りの8万ウォンは貯金してくれているんじゃないの?」
息子「ママが使っているんだって」
・・・・・・それって、お小遣いじゃないよね?
さすがにそれはないと思い、知り合いの韓国人に聞いたら「そういう親もいるよね」とのこと。
しかも韓国語でこの話を説明されると、「なるほどなぁ」なんて納得してしまうんですよね。特に変に感じず「そういうこともあるよね」みたいな。
たぶん日本語で同じ説明をされたら「子供のものは子供のものでしょ???」と思ってしまうのですが、言葉の不思議。。。
子供のお小遣いを親が使っちゃう家庭は、日本でも普通にあるんですかね?
私が知らないだけ???
サンタクロースを信じている子は少数派
最初にお伝えしておきますが、うちの子供たち(小5息子、小3娘)はサンタクロースを信じています。
そして韓国に来て驚いたことの一つがこれ。
来たばかりの時は娘が小学1年生でした。
12月になって小1娘が学校でサンタクロースからのプレゼントは何が欲しいか話をすると、友達が「サンタクロースはいないよ」と言ってきたらしい。他の友達にサンタさんは存在することの同意を求めたら、多くの子達が「サンタクロースは親だよ」と言っている。
クラスに数人はサンタクロースを信じている子はいたようですが、サンタさんはいない派が大多数。
サンタクロースを信じている娘が帰宅してその出来事を私に話していると、横で聞いていた息子が「僕の友達は幼稚園の時にサンタクロースはパパとママだよ」って言われたんだって。「信じている子なんてほとんどいないよ」とのこと。
プレゼントさえなく、ケーキも食べない家も子供たちの周囲にはそれなりにいるようです。
あくまでもうちの子供たちの周辺の話しです。
誕生日プレゼントは本や問題集
子供の頃の誕生日プレゼントって、ワクワクしませんでしたか?
何を買ってもらおうか?なんて何日もかけて考えたことが思い出されます。あの考える時間も楽しいんですよね。
でも韓国では、子どもの誕生日プレゼントには子供の欲しいものではなく、本や参考書を買う家庭も少なくないようです。息子の話を聞いていると、勉強のできる優秀な子ほどその傾向がある気がします。
きっと更に優秀になるために【必要な物】という考えからのプレゼントなのだと思います。勉強が好きで本や参考書がもらえて喜ぶ子はそれで良いと思ったので、息子に聞いてみました。
私「今度の誕生日は参考書にする?いっぱい買ってあげるよ。」
小5息子「ひどい!誕生日は欲しいものを買ってよ!」
自国が最高、他国は・・・
これ、嘘じゃないかと思ったのですが、息子がしょっちゅう話してくるのでどうやら本当の事らしいです。
「韓国が一番!」そして「他国も尊重しよう」と言うくせに、他国をさげすむような言動が多いらしい。
私の生活圏にいる人たちは、こういう人が一人もいないので信じられませんでした。男女の違いもあるのかな?
小学生なのに、言っていることと考えが違って、こういう差別的なことをしょっちゅう目の当たりにするって・・・
当然、外国籍の子はバカにされたりするし、幼少期を日本で過ごした息子は日本人扱いなので、色々あります。
どこでどう教育されてこうなるのか・・・息子の話しだと、2年間学校に通っていて、そういう教育はなかったとの事です。(竹島(独島)教育は法律で決められているのでありますが)
息子は日本に居た時、「お父さんが韓国人で良いね!」とか「急発展した国」とか良い話を耳にしていて韓国が好きな状態で来たのに、韓国に来たら「日本人!」と言われ、完全に気持ちが変わってしまった様子。
悲しいですね。
おわりに
今回は子供たちのから聞いた話を書いてみました。
隣の国なのに違いますよね。
不思議です。
日本と韓国の違いを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください
⇓ ⇓ ⇓