今回は、私の好きな韓国料理をお教えします。
これ、美味しいので是非食べて欲しいです。
骨に付いた肉が美味しくて、癖になる味。
ピョダグィヘジャングク(뼈다귀해장국)ってどんな料理?
辞書で뼈다귀해장국(ピョダグィヘジャンググ)と調べると
【豚の背骨覚ましスープ】と出てきます。
●ピョダグィ(뼈다귀):ここでは豚の背骨
●ヘジャン(해장):酔い覚まし
●グク(국):スープ
お酒が残っている時に食べると
内からスッキリさせてくれるので
酔い覚ましスープ(ヘジャングク:해장국)なんですね。
本当にスッキリするかは
試したことがないので分かりません。。。
この料理の見た目を言葉で表すなら、
柔らかく煮込まれた肉付きの豚の背骨が入った赤いスープにご飯が別の容器で付いてくる料理です。
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中を探ると、骨付きの肉がバーン!と入っています。
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背骨( ´艸`)ふふ
肉はあまりついていないのですが、
この肉が美味しいんです。
肉が!!
(客観的な意見ではなく、個人的な好みです)
もちろんスープも美味しいです。
ただし!
えごまの粉が入っているので
苦手な人もいるかもしれません。
ピョダグィヘジャングク(뼈다귀해장국)の食べ方
「ただ食べればいいんだよ」と
言いたいところですが、
こんな骨付きの肉って
日本で食べたことなくて困った経験があるので
私の食べ方をお伝えしますね。
何も気にならない方はそのまま
好きなように食べてください。
食べ方マナーとかありません。笑
ここでお伝えするのはあくまでも
韓国人の主人から伝授された
私の食べ方ですよ。
①大きい肉を大まかに取る。
取った肉はスープに戻す。
※肉とスープを別々に食べる人もいます。
②背骨を小分けする
背骨は煮込んで柔らかくなっているので
ちょっと力を加えると繋がっている部分が
ポロっと離れます。
👆肉なさそうに見えますが、肉付いてます!
食べましょう!!
絶対に食べましょう!!
③小分けした骨に付いている肉を取る
やりづらかったら、取り皿にのせて肉を取る。
取った肉はそのまま食べても良いし、
スープに戻してもOK。
この時、骨から取れない肉があれば
直接口でかぶりついて食べる。
(肉が美味しくて、残さず全部食べたいから)
④肉を取ったらスープにご飯を入れて混ぜて食べる
※スープとご飯を別々に食べる人もいます。
よく分からない方は、動画を参考にして下さい。
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どれくらい辛いか?
写真を見ると大げさに赤くて辛そうなのですが
あまり辛くないです。
辛さはお店によって違いますが
辛ラーメンよりは辛くないです。
あるお店はほんの少し辛い位。
でも、あるお店は結構辛い。
経験上で申し訳ないのですが
平均的には辛さの度合いは低めです。
(私の辛さ耐性度は、辛ラーメンを辛いと感じつつも
最後までマヒせずに味わいながら食べられるレベルです。)
辛くないお店だと、
途中で水を飲まないでも食べられる辛さです。
辛ラーメンを牛乳がぶ飲みしながら食べる息子でも
水さえあれば食べれるくらいの辛さ。
(お店によりますが・・・)
でも、骨についている肉は
変わらず美味しいです🤤
材料は?
材料はお店によって多少違うと思いますが
レシピを探すとだいたいこんな感じですね。
①豚の背骨(少し肉がついている。韓国ではお店で売っている)
②干した大根の葉っぱ
③玉ねぎとネギ
④唐辛子
⑤えごまの葉っぱと粉
⑥醤油
⑦味噌
⑧網の塩辛(小さいエビがしょっぱく漬け込んであるもの)
⑨にんにく
⑩酒
⑪月桂樹の葉っぱ
⑫生姜
⑬こしょう
これであの味が出るのか。
なるほど!!
いつ食べる料理?
酔い覚ましスープだからと言って、
必ずお酒を飲んだ後や朝だけに食べるわけではありません。
もちろん、お酒飲んだ後の締めに食べる場合もあります。
日本人がお酒を飲んだ後にラーメンを食べるように。
また、二日酔いの時に食べたくなる人もいるようです。
うちの主人は二日酔いの時に
「酔い覚ましスープ(ヘジャングク:해장국)食べたい」
と言うことがたまにあります。
基本的には、食べたい時に
食べたら良いかと思います。
韓国人はランチでも普通に食べるし、
酔っていなくてもこの
ピョダグィヘジャングク(뼈다귀해장국)を食べます。
私の[いつでも食べたい料理リスト]の中の一つです。
ちなみに、ヘジャングク(해장국)は
他にも色んな種類があります。
どこで食べられるのか?
地域は関係なく
韓国内ならどの地域に行ってもあります。
お店を探せるかどうかですが、
どこでもあります。
値段はいくら?
私が今回食べたお店は9,000ウォンでした。
(現在10,000ウォン≒1107円)
10,000ウォン以上のお店もあります。
最後に
えごまの粉の味なんて知らないよ
と思う方が多いと思いますが
韓国ではえごまの粉をよく使います。
韓国で食事する時に一緒に出てきたおかずにも
えごまの粉を使ったものがあるかもしれません。
特に苦手ではない方は
一度食べてみてください。