不思議な国、韓国

韓国に引っ越しました。

韓国の小学生のお小遣いの平均はいくら?多くて驚いた!!

はじめに

お子さんをお持ちの方は

何歳からお小遣いをあげ始めましたか?

また、どれくらいのペース

いくら位あげている、

またはあげていた、

もしくはあげるつもりでいるのでしょうか?

 

韓国の小学生はスマホ課金が当たり前なのにも驚いたのですが

お小遣い文化にもこれまたびっくりしました。

 

今回は日本と韓国の小学生のお小遣いの違いをお伝えします。

 

小学生はスマホ課金が当たり前の記事はこちらから。

 ⇓ ⇓ ⇓

narukan.zuzuzunzun.com

韓国では何歳からお小遣いを貰うのか

お小遣いをあげる年齢に関しては、

当然ながら家庭によって違います。

 

幼稚園から少しずつあげる家庭もあれば、

小学生になってからあげる家庭もあり。

 

お小遣いをあげ始める年齢の平均は

韓国の方が絶対に低いです。

つまり、韓国の方が早いうちからお小遣いを

貰っている子達が多い気がします。

 

小4の息子の友達はほぼみんなもらっています。

小2の娘の友達もみんなもらっています。

韓国の小学生は毎週お小遣いをもらっている

日本では、小学生のお小遣いは

ひと月〇〇円というのが

多いですよね。

あとは、必要な時にあげる。

 

韓国の小学生は一週間〇〇ウォン

と言うのが主流です。

 

毎日おやつを買ったり交際費的に使うので

子供たちが管理しやすくするため

毎月ではなく、毎週あげていると思われます。



韓国の小学生はのお小遣いはいくらか

お小遣い金額も家庭によりますよね。

ネットで検索すればお小遣い平均とか出てきますが

それは一部の家庭の事なので

うちの子供たちから聞いた話を踏まえて、

あくまでも私が直接聞いた情報をお伝えします。

 

日本の小学生のお小遣い金額

日本に居た時は、小学低学年では

お小遣いをあげていない家庭もありました。

その都度必要な時にあげていると。

あとは、一か月500円とか300円くらいが多かったです

 

※息子が小3で韓国に引っ越してきたので

小学高学年の子達はよく分かりません。

韓国の小学生のお小遣いの金額

聞いた時は耳を疑いました。

韓国人はお金もちだなぁって。

 

下に記載したお小遣い金額は

毎月ではなく、一週間の金額です。

金額の少ない順に並べますね。

(参考:現在1,000ウォン≒110円)

 

●小4のA君:お小遣いなし

 

●小2のBちゃん:毎週2,000ウォン

(≒毎週220円)

 

●小3のC君:毎週3,000ウォン

(≒毎週330円)

※毎週3,000ウォンは少なすぎると

本人が公園でつぶやいていました

 

●小4のD君:毎週5,000ウォン

(≒毎週550円)

 

●小3のE君:毎週10,000ウォン
(≒毎週1,100円)

 

●小4F君:毎週10,000ウォン
(≒毎週1,100円)

 

●小2のGちゃん:毎週20,000ウォン

(≒毎週2,200円)

 

●小4のHちゃん:毎週20,000ウォン

(≒毎週2,200円)

 

●小2のIちゃん:平日1日3,000ウォン

週末ごとにプラス10,000ウォン

(つまり、毎週25,000ウォン≒毎週2,500円

 

●小4のJ君:毎週30,000ウォン

(≒毎週3,300円)

 

●小4のK君:毎週50,000ウォン。

(≒毎週5,500円)

 

他、色々・・・

ひと月に換算したら

かなりの金額の子もいますね…💦

 

ちなみに、うちの子達は

学年の数×1,000ウォンを毎週あげています。

つまり、小2の娘は2年生なので2,000ウォン

小4の息子は4,000ウォン。

少なめなので、

必要な時はその都度あげています。

お小遣い以外であげることはほとんどありませんが。

 

韓国の小学生のお小遣いの使い道

これ、気になりますよね。

それだけあげるんだから理由があるはず!

 

結論から言うと、

買い食い(おやつ)、

欲しいものを買う、

交際費(?)

ゲームの課金をする

などです。

 

ゲーム課金についてまだ見ていない方は

こちらをご覧ください。

 ⇓ ⇓ ⇓

韓国の小学生はゲームアプリで課金するのが当たり前!! - なるほど the 韓国

 

 

さて、具体的なお小遣いの使い方の様子を知るには、

韓国の小学生たちが放課後に何をしているのか

を知る必要があります。

知ってみると、お小遣いの金額に納得がいく部分も。

 

韓国の小学生と日本の小学生とは

学校終わった後の過ごし方が違いますよ。



韓国の小学生の平日の行動

まず、学校の授業が終わると、

放課後に有料の塾みたいな選択授業があります。

(これについてはまた今度記事にしますね。

安いし色々あって面白いんです)

 

その放課後授業に参加する子もいれば

そのまま帰宅する子もいる。

低学年だと、学童保育に行く子もいます。

 

とにかく、下校後、

学校の敷地を出た後の行動が

日本の小学生とは違います。

 

下校後の行動 その① 帰宅前に買い食い

学校付近のお店で買い食いする。

 

「お腹が空いた」と言って

学校の近くのコンビニやお店で

買い食いする子もいます。

 

買う物はお菓子だったり

カップラーメンだったり、いろいろ。

韓国ではお店でカップラーメンを

食べている小学生をよく見かけます。

 

息子の情報によると、給食を食べないで、

下校時にカップ麺を食べる子もいるらしいです。

 

または、近くに屋台みたいなお店がある場合は

そこで韓国おでんやトッポギなど

食べる子もいます。

 

下校後の行動 その② 習い事に直行

そのまま習い事に直行する

ご存じの方も多いと思いますが

韓国はものすごい学歴社会です。

学歴だけで人の上下を決められるくらいの

激しい学歴社会です。

学歴低いと、下に見られます。

関係ありませんが、

車が小さくても下に見られます。

 

なので、塾通いしている子達ががたくさんいます。

 

なぜ?

学力高ければ良い大学に行けるから。

そうすれば、下には見られない。

 

なので、トップクラスの大学に行って

そして大企業に就職するのが

目標なんですね。

これって親が決めた目標だよね?と思いますが。。。

 

国語、算数、英語など勉強系の塾、

それからテコンドー、ピアノ、スイミングなど

一日に塾を何個もはしごします。

自分一人で。

(↑ココ、ポイントです)

 

一人であちこち塾のはしごをするので、

お腹が空いたら買い食いします。

 

なので、お小遣いがないと食べれない!

 

ちなみに、ある程度の人口が集まっている地域では

塾は徒歩圏内にわんさかあるので、

一人で行けるんです。

 

うちの子供たちが通っているのは

小4息子:ピアノ、ボクシング

小2娘:ピアノ、ダンス

です。

 

ダンスは1キロ以上離れていますが、

ダンススクールのバスが迎えに来てくれます。

 

10個の塾に通っている子もいるようです。

 

下校後の行動 その③ 遊びに行く

帰宅後、遊びに行く

これは日本でも同じですよね。

 

違うのは、買い食いしている友達が沢山いるので

遊びながらの買い食いは当たり前なんです。

小学1年生であろうと同じです。

 

お菓子を食べたり、

夏はジュースやアイスを食べます。

 

韓国の人って、相手の分も買ってあげることが多々あります。

そのため、友達が買ってくれたら

次は自分がその子に買ってあげるために

お小遣いが必要。

交際費的な感じですね。

たまに買ってもらってばかりの子もいるようですが。

お小遣いがないと買ってあげられないんです。



買い食いしようとコンビニに入ったら

友達がいて、その友達がお菓子を買ってくれたとか

かなりの頻度であります。

 

日本とはちょっと違う文化ですよね。

 

あとは、流行りの数百円のおもちゃを買ったりとかもします。

 

 

日常以外の使い方

これも驚きました。

 

お小遣いを貯めて、

iPhoneやgalaxyなどの

高いスマホを買う

 

すごいですよね。

自分のお小遣いで買うって・・・

お正月とか、おじいちゃんからもらった

お小遣いを合わせて買うのだと思いますが、

日本では考えられないことです。

手元にお金があるから出てくる発想。

 

最後に

ほんの一部ですが、韓国の小学生の生活の様子が

おわかりいただけましたでしょうか。

 

韓国の小学生って

日本の小学生とは日常の生活行動が違うので

それなりの金額のお小遣いが必要なんですね。

 

とは言え、使い方を聞いてみると

あげすぎじゃないかなって思うこともありますが。

 

完全に無駄使いしている子達もいます。

 

うちは少なめに設定し、

必要なものは買ってあげることにしています。

少ないは少ないでうまくやっているようです。

 

予定外の収入があった時は

いつも買ってくれる友達とお菓子屋さんに行って

たくさん買って一緒に食べたりして。

 

お小遣いの金額に関しては

スマホ使用時間と同じで、

これから検討する機会がたくさんありそうです。